大鳴門橋の橋桁にある遊歩道
徳島の観光名所である鳴門海峡の渦潮は世界三大潮流のひとつで、最大直径20mと世界最大級。「渦の道」は豪快な渦潮を鳴門海峡に架かる大鳴門橋(おおなるときょう)の車道の下に造られた海上遊歩道から観察することができる施設。
高さ45mから見下ろす大迫力の渦潮
全長450mの遊歩道は、両側面が網の目のフェンスになっていて風や音を感じながら、雄大な鳴門海峡の景色を左右に眺めながら海上散歩が楽しめる。途中4箇所に設けられたガラス床をのぞき込めば、激流渦巻く海を見ることができ、水面からの高さ45mから見下ろす海はスリル満点。途中4箇所に休憩所が設けられており、ゆっくりと海上散歩を楽しむことができる。遊歩道の先端にある展望室は、大鳴門橋の橋桁空間を利用した回遊式になっている。ガラス張りの床からは真下に世界三大潮流の一つ鳴門海峡に発生する大迫力の渦潮を真上からのぞき込むことができ、轟音とどろく激しい潮流が体感できる。また、ここから眺める太平洋や瀬戸内海の雄大な景色も素晴らしい。
渦潮について楽しく学べる設備も充実
場内7箇所にはQRコードが設置されており、手持ちの携帯電話やスマートフォンで音声ガイドを聞くことができ、渦潮や鳴門海峡の自然、大鳴門橋の解説を聞きながら鳴門海峡の景色を楽しむことができる。他にも、270インチの大画面で巨大な渦潮を見ることのできる「うず潮劇場」や、水中から見た渦潮や上空から見た鳴門海峡などを映像に合わせて上下左右に動きバーチャル体験が「うず丸」や魚釣りゲームなど子供が楽しめるコーナーも。渦潮の発生時間は毎日違うため、事前にホームページで確認して出かけよう。