CMで一躍人気者になったアルパカ
アルパカの故郷は南米アンデス地方の標高3000m以上の高地。気候風土が似ている那須高原は都心に近いこともあり1999年、日本で初めて牧場飼育をスタートさせた。南米チリから運ばれてきたアルパカ200頭は現在400頭まで増えている。SPAR(ペルーアルパカ・リャマ飼育者協会)からは「世界一人なつこいアルパカを育てている牧場」として認定。2008年の日本の企業CMでアルパカを起用したことにより、一躍人気者になったアルパカ。呼びかけに応えたり、近くに寄ってくる姿は本当に愛らしい。
笑っているかのような顔立ちにいやされる
アルパカを見た人は口をそろえて「いやされる」と言う。大きく潤んだ瞳に上がり気味の口角は笑顔そのもの。目の高さが人間と同じくらいのためアイコンタクトがとりやすく、ふかふかの毛や温厚な性格も手伝ってこちらも思わず笑顔になる。5月末~6月は毛刈りの時期。夏の間は細身のスッキリした体になっているので、ふかふかの毛を見たい場合は別の季節に。
自由にふれ合える2つの広場が人気
アルパカと自由にふれ合える広場は2つある。「ふれあい広場」では触ったり餌をあげたりすることができる。CMで一躍人気となった“クラレちゃん”と記念撮影もできる(土日限定)。「お散歩広場」では広場内をアルパカの子どもと一緒に散歩や記念撮影ができると人気。リードを持てるのは中学生以上だが、小さな子どももふれ合える。ただ、こわがっているときやえさを取り合うときはツバを吐くこともあるので注意が必要。