大佐渡石名天然杉遊歩道

強風と雪が作り上げた異形の大木、推定300年の杉が生き続ける神秘の杉林

フォトギャラリーを見る
日本海から吹き付ける、強風と雪の重みで大きくたわんだ奇木がそびえる天然林。現在は遊歩道が整備され、佐渡独特の山林風景が満喫できる。
営業時間

[close] 11月下旬-5月下旬  毎年、降雪の状況により変わるため事前確認を
住所
38.18895033240991,138.41503143310547
電話番号
(0259) 27-5000

画像&動画

フォトギャラリーを見る

About

標高900m、低温強風の自然が作る杉林の歴史

金山で栄えた江戸時代、金の精製に使う薪の確保のため、佐渡の山林は幕府に管理されていた。しかし、島独特の強風や雪で歪んだ木は、製材として使えず、伐採されずに残った。長い年月を経て自然が作り上げた佐渡独特の杉林は、やがて佐渡固有の風景となり、保護されるようになった。2011年には天然林の一部を整備し遊歩道が完成。気軽に楽しめる森林散歩として人気をよび、出口付近の展望台からは雄大な景色も楽しめる

遊歩道で見られる代表的な5本の天然杉

徒歩1時間ほどで回れる遊歩道には、推定樹齢300年の杉もあり、中でも特徴ある5本のシンボルツリーが大きな見所となっている。

象牙杉:

周囲9.6m 樹高18m マンモスの牙の様な、大きく曲がった枝が特徴的。

四天王杉:

周囲12.6m 樹高21m 4本の木が根元でつながり悠然とそびえる。遊歩道脇の坂道にあり、見逃しやすいので注意。

大黒杉:周囲3.5m 樹高19m 風雪の影響を受けず、まっすぐに育った杉。遊歩道の中間地点にある。

家族杉:周囲6.3m 樹高16m 1つの幹から分岐した5本の木が家族のよう。

羽衣杉:周囲6.2m 樹高18m 優雅に湾曲した枝が着物を広げた様に美しい。

遊歩道入口へのアプローチ

遊歩道入口へは、標高830m地点の駐車場から「県有林作業道入口」を通っていく。(トイレは駐車場に設置されたもののみ。)「県有林作業道入口」から「遊歩道」までは、徒歩約15分の長い上り坂になっている。遊歩道は歩きやすい散策路となっており、見どころの5箇所の杉には、名称がプレートで表示されている。

もっと見る

Plan your trip to sado

Chat with a local tour guide who can help organize your trip.

Request a Tour