小倉千枚田

斜面に描かれる広大なストライプ。自然農法で棚田が蘇える

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時代の変化により失われていた棚田の風景が復活。急勾配の斜面に幾重にも連なる細く長い水田は、昔の人々の知恵の賜物。懐かしい佐渡の原風景である。
営業時間
土 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
平日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )

[close] 12月-3月 上記以外でも、降雪がある場合は道の除雪をしないため危険につき見学不可
住所
新潟県佐渡市小倉 小倉千枚田
電話番号
(0259) 55-3589

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About

世界農業遺産に選定される佐渡の象徴「棚田」

長い日照時間や日夜の温度差を利用し、雨水を貯水しながら天然の水だけを使って、海抜350mから400mの斜面で稲を育てる。昔ながらの農法を用いて復活した棚田は佐渡の原風景と呼ばれ、「佐渡百選」に選ばれている。また、2011年、「自然環境と調和した農業の取り組み」が評価され、「世界農業遺産」に選ばれ、佐渡を象徴する風景としても有名である。

休耕田や棚田オーナー制度などにより蘇る佐渡の心の風景・棚田

1650年、江戸期の佐渡に起こったゴールドラッシュによる人口の増加、それに伴う食糧不足を解消するため、次々と土地を開墾し千枚田が作られた。しかし、ゴールドラッシュの収束、機械化や生産性を重視した農法が主流になり、棚田独特の形状から、農機具が導入できない、斜面での重労働などを理由に休耕田や廃耕田が増え、棚田の広がるのどかな風景は失われていった。しかし、2008年頃より自然農法や千枚田の復活を願う気運が高まり、全国から棚田のオーナーを集う制度を導入し再生を果たした。全国のオーナーと佐渡の人々に支えられ、環境に配慮した豊かな棚田の風景が蘇った。この風景は、後世に伝える貴重な佐渡の原風景として大切にされている。

季節によって表情を変える千枚田を見に行く

小倉千枚田へは車でのアクセスが便利。千枚田は夏の青々とした季節だけでなく、稲穂が黄金色に染まる9月中旬の実りの季節、田植えで水田に水が張られる5月など、四季折々の美しさが楽しめる。棚田のそばには駐車場があり一般客も利用できる。

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