住職が自ら案内役。歴史あるお寺の境内巡りや各種体験コース
「1200年以上の歴史を持つ名刹」「四季折々の花で溢れる花寺」「平安時代から伝わる重要文化財の宝庫」これらはすべて真の長谷寺の姿である。しかし、この寺で最も際立っているのは圧倒的な仏教体験メニューだ。30種類を超える仏教体験は、心優しくアイデア溢れるご住職の賜物。多くの人が仏教の精神を親しみ、楽しめるよう、日夜努力して編み出されたメニューが極めてユニーク。座禅だけでも4コース。一般的な座禅、自然を感じ庭に向かい行う座禅、観音堂で行う経験者向けの座禅、そして「人間の限界体験」と銘打つ特定の石の上で行う60分のハードな座禅。境内見学、仏像拝観、鐘つき体験、写経、お経指導、仏像切り絵、数珠作り、お守り作り、扇子や万華鏡作り、人生相談、認知症予防教室など、思いつくまま数限りなくコースが用意されている。
長谷寺名物「暗闇シリーズ」－1度死んで生まれ変わる－
長谷寺の各種体験コースの中で、ひときわ異彩を放つコースは暗闇シリーズである。ロウソク1本の暗闇で法話を聞く「暗闇法話」、夜間特別コース「肝試し体験」では、ロウソク一本の灯りで寺の中を歩き、到達地点にある別のロウソクを持ち帰る本堂での肝試しが体験できる。なかでも一押しは「暗闇体験」。「積極的に死のことを考え、死を真正面から見つめ、人間の明日のない命について考える死の体験を行う。」をコンセプトに棺桶に入る。棺桶はシングルサイズのみならず、世界初？ダブルサイズの棺桶も用意されている。様々な思いを胸に棺桶に入り、棺桶を出た後に生まれ変わることができるかもしれない。
