有形文化財に登録されている古民家エリア
那覇空港から北上すること約1時間。琉球村はリゾートエリアの恩納村にある。約100年前の沖縄を想定したという古民家エリアには県内各地から移築された赤瓦の屋根やシーサーの置物など沖縄特有の民家が建ち並び、そのうち7棟は国の有形文化財に登録されている。ゆっくり過ごしてほしいという思いから古民家の壁に掛かっている時計は全て止まっているのも嬉しい。見るだけでなく中ではプログラム体験をしたりスタッフと話をしたりさまざまな楽しみ方ができる。
1日中楽しめる豊富な体験プログラム
園内では約1時間おきに民謡ショーやエイサー演舞が行われている。1日2回、園内中央エリアで行われる沖縄風パレード「道ジュネ―」では琉球舞踊やエイサーを始め、迫力満点の獅子舞など沖縄の伝統芸能を一度に堪能することができる。フィナーレの唄と踊りは観客も一緒に楽しむことができるのでぜひ参加してほしい。ほかにも琉球衣装のレンタルや沖縄の守り神“シーサー”作り、県内では琉球村でしか体験できない「ゆしびん体験」など40ほどのプログラムがある。
スタッフとの会話が魅力のテーマパーク
琉球村の魅力の1つに個性豊かなスタッフとの交流がある。沖縄に住む地元の人々で年齢も幅広く、65歳以上のスタッフも多い。沖縄の昔話や伝統行事、戦争など普段の旅行では聞くことができない話で充実した時間を過ごせるだろう。入り口手前にはお土産や食事を楽しめる無料エリアや短時間で体験できるプログラムもあり、旅行の合間に立ち寄ることもできる。