日本の鉄道の歴史に触れる・・・
人々の暮らしの変化と共に発展を続けてきた鉄道の歴史。「夢と想いでが詰まった場所」をコンセプトに作られたこのリニア鉄道館では、38両もの本物の鉄道を間近に観察することが出来る。世界最高速度を記録した3つの車両(蒸気機関車、新幹線、リニア)をはじめ1913年に製造された蒸気機関車から、戦後に活躍した旅客列車や在来線、また歴代の新幹線など合計38車両もの展示がされている。車両それぞれに色や形が異なり、見ているだけでわくわくしそうな展示コーナー。ここでは、それら展示されている車両に実際に乗り込むことができるので、見て、触れて、乗って楽しむことができる。電車好きにはたまらないが、そうでなくても日本の鉄道の歴史や変化を、実際に使用されてきた車両を見ながら誰でも楽しむことができる。
まだまだ楽しめる展示コーナー
38両の本物の車両を間近で見学できるとあって、小さな子供から鉄道マニアな大人まで楽しめる博物館。しかし、そのほかにもまだまだたくさんの魅力がある。まず、東海道新幹線沿線の情景が楽しめる鉄道ジオラマ。これは国内でも最大級の面積を誇る。また、新幹線や在来線の電車の運転をシミュレートして楽しめるシミュレーターも人気。そのほかにも、鉄道の歴史を学べる展示コーナー、超伝導リニア展示コーナーや、新幹線に応用されている磁力などについて学べる学習コーナーなど、日本の鉄道技術について詳しく知ることの出来る展示が盛りだくさん。小学生以下の子供が遊べるプレイルームも用意されており、家族みんなで遊べる博物館である。英語はもちろんのこと、多言語での案内もあり、日本語がわからなくても問題なく楽しめそうだ。