格式が高い熱田神宮
熱田神社は愛知県名古屋市にあり西暦113年に創立されたといわれている。2013年には創祀1900年として、「創祀千九百年大祭」が行われた。「熱田さん」と市民からは親しまれ愛されてきた神宮で年間650万人以上の参拝客が訪れる。地元の人々のみならず古来より皇室や武将などにも参拝されており、神宮の格式の中でトップに位置する伊勢神宮に次いで格式の高い神宮としても知られている。というのも、日本の神話で神より与えられた三種の神器（鏡・玉・剣）のうち剣が祀られているとして有名であるからだ。そのほかにも国宝や重要文化財を含む、約6000品を越える収蔵品の数々も見所のひとつである。熱田神宮には熱田神宮文化殿がある。文化殿1階には宝物館があり、常設展示や企画展が開催されている。毎月選りすぐりの宝物を展示している。文化殿の2階は熱田文庫。神道関係の書物などが展示されている。さらに緑豊かな神宮そのものの雰囲気もおすすめ。約6万坪もの広大な神宮の境内には、樹齢1000年以上のくすのきが植えられている。静粛な雰囲気の中をゆったりと歩くだけでも心が洗われる。そんな自然豊かな神宮としても人気の観光地だ。
熱田神宮の祭事
6月5日に行われる「熱田まつり」は数多くある熱田神宮の祭事の中でも最も大きな祭りである。献灯まきわらの奉納をはじめ、約1000発の花火が名古屋に夏の訪れを知らせる大々的な祭りである。太鼓やみこし、参道に並ぶ屋台など日本の夏祭りを存分に楽しめる。様々な祭事があるので訪れる際にはHPで祭事をチェックしよう。
