大きな球体型のプラネタリウムは圧巻
愛知県名古屋市にある名古屋市科学博物館には、2010年にオープンした球体型プラネタリウム[Brother Earth]がある。ドームは直径35メートル。外見からもとてもよく目立つその球体型プラネタリウムは2011年にギネス世界記録に世界最大級のプラネタリウムとして登録された。限りなく本物の星空ににせるため「ユニバーサリウムIX型プラネタリウム」(光学式プラネタリウム)と「スカイマックスDSII」(デジタル式プラネタリウム)など最新技術を使用。しかし、昔ながらの学芸員による丁寧な解説によって進められる星空や星座、宇宙の話は多くのプラネタリウムファンの魅了している。星空をゆったりと眺められるように作られた座席シート、まるで自然の中にいるような音響効果などその空間にいるだけでリラックスできるような環境造りがされている
まだまだ楽しめる!名古屋市科学博物館の魅力
名古屋市科学博物館はプラネタリウムを主とした天文館、エネルギーや科学技術についての展示の多い理工館、そして人体や生命について学ぶ生命館に分かれており、プラネタリウムの他にも体験型展示などの大型展示が4つある。 まずは、水のひろば。ここでは、地球においての水の性質について模型などを通して学べるしかけがいっぱい。そして、高さ9メートルもの空気の渦を見上げるように観察できる竜巻ラボ。さらに、激しい電気の放電を実際に電気火花としてみることの出来る放電ラボ。最後に、マイナス30度の極寒を体験し、オーロラを観察できる極寒ラボがある。どれも定員制なので、整理券配布についてはHPまたは、入館してすぐに問い合わせよう。 また、生命館・天文館では月ごとに実験教室などを開いている。人間の体の不思議や天文学のことを実際に体験しながら学べる教室である。こちらもHPにてスケジュールは要確認。 2014年からは英語でのAudio Guideも始まった。お持ちのスマートホンにアプリをダウンロードすると博物館内での展示などの一部に対して英語でのガイドを受けられる。