名古屋のシンボル 元祖世界一高い駅ビル
名古屋駅に併設されたJRセントラルタワーズは、地上18階立ての低層部と地上53階と地上51階の2つの円柱のタワーからなる駅ビルである。高さは245.1メートルで、近隣の県からもその姿を臨めるほど大きい。その高さと、2つの円柱のタワーは名古屋のシンボル的存在。2014年に大阪にできた超高層ビル「あべのハルカス」にその高さを抜かされるまでは、世界一高い駅ビルとしてギネスに登録されていた。 JRセントラルタワーズの低層部には名古屋駅のコンコースと百貨店「高島屋」、タワーの片方は名古屋マリオットアソシアホテル、もう片方のタワーはオフィスビルとなっている。レストラン街やフィットネスクラブ、展望室などもある。駅地下で買い物や食事が楽しめ、名古屋の景色を楽しめるといった超高層ビルのさきがけとなった駅ビルといえるだろう。 また、JRセントラルタワーズは名古屋駅駅ビルなので、なんといってもそのアクセスの良さがポイント。JR名古屋駅はもちろん、私鉄、地下鉄、バスも乗り入れており名古屋市の主要観光地や新幹線を利用し東京や大阪・京都へのアクセスも楽に出来る。
食事やショッピング、景色を楽しむ
JRセントラルタワーズの低層部地下2階から11階までは百貨店の高島屋。地下の食料品売り場をはじめ、レディース・メンズ・キッズやベビーのファッションや書店、CDショップなどがそろう。また、喫茶店がそれぞれの階にありゆったり買い物を楽しめる。11階、12階にはレストラン街。さらにオフィスビル51階には高島屋が経営するパノラマサロンがあり、食事をしながら景色を楽しめる。