真言密教における呼吸法・瞑想法を体験
境内総坪数48,295坪の広大さと優美さを誇る総本山金剛峯寺は主殿をはじめ、座主居間、奥殿、別殿、新別殿、書院、新書院、経蔵、鐘楼、真然堂、護摩堂、阿字観道場、茶室等の建物や、日本最大級の石庭『蟠龍庭』などを含めて金剛峰寺と呼ばれており、いろいろな部屋や庭をゆっくり見てまわることができる。欄間や襖絵をじっくり見学してください。新別殿ではお茶とお菓子を頂きながら僧侶の法話を聞きながらくつろぐことができる。ここでぜひおすすめしたいのが、『阿字観体験』。阿字観とは真言密教における呼吸法・瞑想法で、自分自身に内存する仏との一体をはかる訓練です。大自然に囲まれた道場内で、心を落ち着かせてゆっくりと時間を過ごしてみましょう。予約も不要で、初めての人でも気軽に参加でき、僧侶が丁寧に指導してくれる。瞑想は近頃世界的に注目されており、健康維持にも効果があるとか。1200年の歴史を誇る高野山で瞑想体験に参加してみてはいかがでしょうか。