富士登山の基本
富士登山できるのは、開山する7月10日から9月10日の2か月間だけ。この2か月間に、日本全国から20万人を超える人が富士山頂を目指す。初心者が安心して登山するためにはこの期間が最適だが、富士山は日本一高い山なので、富士登山を甘く見ると大変な目にあう。天気予報を確認して、雨天・雷が予想されるときは、下山・登山中止することも大切である。富士山頂の標高3,776m付近は、登山口の五合目との標高差は1000m~2000mあり、気温差も10度ぐらいとなる。山頂付近では、夏でも最低気温が氷点下になる。日の出前の時間帯は気温が低く、ご来光を待つ間に低体温症になる可能性もあるので温度調整のための防寒対策は必ず必要だ。また高山病にも注意がいる。
充実した外国人サービス
富士登山に挑戦する外国人は増え続けている。富士登山に関する外国人向けサービスを集めた。これらを参考に無理のない計画で安全な登山をめざしたい。 Mt.Fuji Trail Station 富士山御殿場口新五合目にあるコミュニティースペース。登山シーズン中、インフォメーションブースにてパスポートを提示すると先着3000名にWi-Fiスポットで3日間利用できるチケットを無料提供してくれる。富士山登頂証明書や観光記念証も無料で発行、さらに御殿場市内の温泉や施設が割引になるサービスもある。
富士山観光交流ビューロー
日本政府観光局の「ビジット・ジャパン案内所」に指定されている。ホームページでは現場の実体験をもとにした細かな情報が英中韓の3か国語で記載されている。