手軽に富士山の絶景を満喫
日本の山々の中で1番高く、その美しく広大な姿から海外からも日本のシンボルとして知られる富士山。そんな富士山の頂上から見えるご来光や景色を楽しもうと毎年多くの登山者でにぎわう。海外からの観光客も多く、2013年に世界文化遺産として登録されて依頼は海外観光客の登山者数も増加している。 そんな富士山へ登る登山ルートは4つ。須走ルートはその1つで、4つの中でも2番目に簡単なコースとして知られる。(他には、吉田コース、御殿場コース、富士未やコースがある。)須走5合目はその須走ルートのスタート地点で、標高2000メートル。御殿場駅から登山バスでのアクセスが可能。売店2軒と観光案内所、トイレの小さな登山口だ。7合目付近まで続く樹林帯はなだらかで、それをぬけるとご来光や影富士がどこからでも見えるとあって比較的穏やかな登山が楽しめる。山荘もあるので、朝の富士のご来光を楽しみたい観光客が泊りがけで富士を満喫しても良いだろう。春は桜、夏は青々とした緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季それぞれに美しく姿を変える富士山を手軽に楽しむことができるのが須走5合目である。
小富士からの景色を楽しむ
須走5合目から約20分ほどで小富士と呼ばれる観光スポットがある。標高は1979メートル。須走5合目付近の小富士遊歩道より進んでいくと、やや起伏の激しい道が続く。難しい登山道ではないが、スニーカーなどを着用し、抜け道などには入らないように注意が必要。そのまま進んでいくと小富士に到着。天気がよければ山中湖、そして富士山頂が望める絶景スポットだ。