鎌倉という街
夏になると海辺ではサーフィンや海水浴で多くの人で賑わうことでも有名な鎌倉。歴史のある寺院も多く、あじさいが咲く梅雨の時期を含め、花や木々の自然豊かな場所でもある。鎌倉の観光スポットを結ぶローカル線の江ノ島電鉄も人気がある。自然の中でゆったりとした時間を過ごせるとして鎌倉はおすすめの観光地のひとつである。 また、鎌倉市は日本の鎌倉時代に幕府(政治の中心地)が置かれていた場所。日本の政治において大変重要な役割を果たしていた場所である。鎌倉時代は1185年頃から1333年を指す。お寺や史跡などの文化財が残る地域であり、古都保存法によってそれらが守られている。観光地として力をいれている場所でもあり、海外からの観光客も多い。
大仏
高徳院の大仏像は、観光客が必ず立ち寄る観光スポットのひとつである。全長13.35メートル、重さは約121トンの大きな阿弥陀如来坐像。この制作の経緯などは不明であるが、2004年境内一帯を含めて国の史跡として指定された。特徴的な四角く平面である顔、頭が体よりも大きく作られ、猫背気味であるなど鎌倉時代に鎌倉時代に流行した仏像であることから国宝となった。この仏像の中に入る事ができ、大仏を内側より観察できる。いくつもの鉄の継ぎ目が確認できるが、これは当時数十回の鋳造を繰り返して大仏を作った痕跡である。 海外からの観光客の増加によりホームページには英語のサイトも用意されている。
江ノ島電鉄
江ノ島電鉄は海辺に沿って走る大変人気の高い鉄道で有名。時速は約20キロでゆったりと進み、両脇は民家がすれすれの位置で立ち並ぶ。レトロな電車そのものも多くのファンに愛されている。文学の街としても知られる鎌倉には、文学者たちゆかりの建物や、海辺の近い鎌倉ならではの絶景スポットも多い。江ノ島電鉄でそのような観光スポット巡りがおすすめ。その際には是非、江ノ島電鉄乗り降りし放題ののりおり君チケットを活用して欲しい。