日本100景にも選ばれている美しい景観
茨城県南部から千葉県北部にまで広がる霞ヶ浦。広がりのある水面が魅力で一日のなかで、季節によって、さまざまな表情を見せる。霞ヶ浦から見る筑波山も景観の豊かさを引き出してくれる。周辺で一番のビューポイントは天王崎公園。霞ヶ浦にせり出した陸地にあり、湖岸の景色を一望できる。夕景が美しいことでも知られ、筑波山、霞ヶ浦、夕日のコントラストがすばらしい。
遊覧船、帆曳船見学、水陸両用バスなど充実の湖上観光
土浦港より通年運航している遊覧船。カモメがくる10月から4月頃は霞ヶ浦の風景を楽しみながらカモメにエサをあげることもできる。7月下旬から10月中旬の毎週土日、祝日は観光帆曳船を運航。帆曳船とは高さ9m、幅16mの巨大な帆を張り、風の力で流されながら網を曳いてワカサギなどを獲る伝統漁法に用いられる船だ。現在は観光用として運航しており遊覧船の乗り場や霞ヶ浦総合公園から見ることができる。「霞ヶ浦ダックツアー」は陸上を走行していたバスのまま霞ヶ浦のクルージングを楽しむツアー。水陸両用バスの入水は迫力満点だ。
水辺を満喫できる周辺観光
霞ヶ浦周辺には美しい水面を一望できる湖畔の温泉が多いことでも知られる。霞ヶ浦のほか北浦や太平洋を臨むことができる温泉もあり、水辺を満喫できる。子どもに人気の「霞ヶ浦ふれ合いランド」は水のテーマパーク。水の科学館や虹の塔、親水公園などがあり、夏は子供たちでにぎわうスポットとなる。