オリンピックに使用された大倉山シャンツェ
大倉山シャンツェは11972年に札幌で冬季オリンピックが行われた際、90mジャンプの会場として使用されたジャンプ台だ。現在でも、多くの国際的競技が行われている、現役のジャンプ台で、サマージャンプ、ナイトジャンプなどにも対応する近代的設備を整えている。当時のオリンピックを知る人にとっては、あの時の感動よみがえる場所になるだろう。また、当時を知らない観光客にとっても、その緊張感とスリルの味わえる場所。大会や練習の行われていない日には一般公開され、ペアリフトを使って山頂へとあがることも可能。登ってみなければわからない迫力のある高さと、素晴らしい景色を体感できる場所だ。
展望ラウンジからの眺め
リフトで山頂まで行くと、大倉山展望台と展望台ラウンジがある。展望ラウンジからは、美しく壮大な札幌市街を望むことができ、その先には石狩平野、石狩湾が広がっている。北海道大学、札幌ドーム、大通公園など札幌市のランドマークが一気に見られるのも特徴。山々が季節によって表情を変える姿も見ることが出来る。また更にラウンジの上へと上がれば、そこは標高300mの屋上展望台。周囲になにもない大パノラマを満喫できる。展望台ラウンジには、ソフトクリームやコーヒーなどが販売されており、ちょっとした休憩にも利用できる。1階は選手控え室、2階がラウンジ、3階が屋上展望台になっている。ちなみに、展望台ラウンジへと向かう2人乗りリフトからも、雄大な札幌市街の景色を見ることが出来る。ジャンプ台の横を登っていくのでその高さや臨場感も一緒に体感できる。