年3回、イベント期間に限り営業
広島県のほぼ中心、標高500mの世羅高原にある花農場は尾道市内から車で約40分。春・夏・秋と各シーズンのイベント期間中のみ開園している。花はイベントのたびに手作業で植え替えられる。随所に一面を眺める展望台があり、広大なスケールで見る花畑は圧巻だ。
季節ごとに見どころ十分の花風景
4月中旬~5月上旬は「春のチューリップ祭」。65000㎡に約650品種、85万本のチューリップを畑ごとにデザインを変えて植えている。なかでも見どころは20万本のチュ―リップで描かれた日本最大のチューリップの花絵。花の模様が浮き上がってくるように色ごとに植えられており、虹のように美しい弧を描く様子は必見だ。8月は「ひまわりまつり」。国内最多100品種、110万本の黄金色のひまわりが丘一面をおおいつくす。入り口すぐの「ひまわり迷路」ではスタンプラリーも開催。「押し花ストラップづくり」などの体験教室も行われる。9月中旬~10月下旬にかけては「ダリア祭」。西日本最大450品種のダリアはまさに花園。一輪ごとの芸術的な美しさに魅了されることだろう。グラデーションがかったものや2色使いのもの、直径30cmを超える巨大輪など見ごたえ十分だ。
花を眺めながら食事ができるレストランやカフェ
「農場レストラン」はテラスでのバーベキューが人気。春と秋には季節の御膳も楽しめる。「花カフェ」ではハーブティーなどを楽しめ、ハーブ雑貨なども販売。花畑を眺めながらホッと一息つける、そんな空間だ。