手つかずの自然が残る神秘の島
鞆の浦の渡船場から船で5分。日本で最初に指定された「瀬戸内海国立公園」の中心にあり、手つかずの自然が残る島だ。2つの宿泊施設のほかには住人もいなく、夜9時35分の最終船が出ると本来の無人島らしい姿になる。海ほたるの生息地でもあり青白く光る海中はまさに神秘の島。6月~9月の夜間は海ほたるツアーも開催される。
仙酔島のパワースポット五色岩
世界で55ヶ所、日本では唯一この仙酔島にしかない五色岩。島の中ほどの海岸1kmにわたって青・赤・黄・白・黒の岩が続いている。天地の“気”が集まった場所といわれ、はるか昔に地球のマグマが隆起して地上に突出したエネルギーの高い地とされている。島内には日本の夕陽100景にも選ばれた「仙人ヶ丘展望台」や五色岩のある遊歩道など4つのハイキングコースがあり、島内を気ままに散策することができる。
温泉やアウトドア、体験イベントなどレジャーも充実
島内にある宿泊施設「人生感が変わる宿ここから」には江戸時代のお風呂を再現した洞窟蒸し風呂があり島の名物となっている。海藻、よもぎ、びわの葉の3種類のほか、さまざまな露天風呂があり、江戸風呂本来の効果を体感するには少なくとも1時間以上は必要だとか。中学生以上の大人限定だが、デトックス効果があると特に女性に人気だ。キャンプ場や海水浴場があるほか、日本の塩100選にも選ばれた「塩工房」での塩作りや陶芸など体験イベントも多く、家族みんなで楽しめる。