日本初の野外美術館でアートにふれる
1969年に彫刻芸術の普及を目的として開園した、日本で初めての野外美術館。広大な庭園に彫刻が配置された彫刻庭園には、約120点の彫刻家の名作が常時展示されており、箱根の山々を眺めながら、アートに触れ合うことができる。ゆったりと自然の中を散策しながら有名な彫刻を間近に楽しめるのは、野外美術館ならではの醍醐味。プレイスカルプチャーといって、子供達が触れて遊べる遊戯彫刻や、迷路など家族みんなで遊びながら楽しめる作品もある。
天気も気にならない5つの室内展示場
彫刻の森美術館には野外彫刻の展示の他に、5つの室内展示場がある。じぐザグ△(さンカく)ワールドは2014年にオープンしたばかりの家族で楽しめる空間。アメリカの彫刻家イサム・ノグチの作品をもとに自然界を遊具や図形のアートで学べる。ピカソ館では、ピカソが65歳から制作を開始した陶芸作品を中心に約300点の作品が観覧できる。また、緑影ギャラリーでは、メダルド・ロッソコレクション、ヘンリー・ムーアコレクションが常時展示されている。なお、マルチホール、本館ギャラリーではシーズンごとに違ったテーマの展示が楽しめる。英語での音声ガイドを利用できる。(貸出し料500円)