絵画から陶器・ガラス工芸まで幅広いコレクション
箱根の国立公園内に建てられた美術館。洗練された空間でモネ、ルノアール、ピカソなどの印象派は日本最多を誇る。ほかにも西洋絵画から日本画、東洋陶磁、ガラス工芸などの東洋コレクションまで幅が広い。美術館は、地上に出ている部分はわずか8m。基準の厳しい国立公園内への建設を可能にしたのが、環境・景観保護のための地下美術館。全面ガラス張りの天井で自然採光を取り入れ、地下3階までも明るさを実現。太陽光によって時間とともに移り変わる光と影のバランスが絶妙だ。静かな美しさの中、ゆっくり鑑賞することができる。この建物も1つの美術作品といえるだろう。美術館にはレストランが併設されている。入館しなくても利用できる。静かな環境で晴れた日はテラス席で優雅な時間を過ごすことができる。館内1階と地下1階の2か所。1階は入館しなくても入れる。ポストカードやマグカップなど200種類を超えるオリジナルグッズはセンスが良くお土産にぴったり。企画展に合わせた限定グッズや箱根の伝統工芸品、箱根細工なども取り扱っている。