ガイドブックを片手に散策しながらスタンプラリー
日本漫画の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」。主人公の鬼太郎が悪い妖怪と戦う物語で1954年の紙芝居に始まり、漫画やアニメ、映画やドラマ、ミュージカルなど半世紀以上に渡って様々な関連作品が作られている。境港駅に着いたらまずは「妖怪ガイドブック」を購入しよう。水木しげるロードにある174体の妖怪すべての写真と解説つき。スタンプラリーの台紙も兼ねており、37個の妖怪スタンプを集めると完走証をもらえる。商店街中ほどにある妖怪神社は2000年に創建。湧き出す水の力で目玉おやじが回転する「目玉おやじ清めの水」で手を清めてお参りしよう。「妖怪からくり人形」が運んでくれるおみくじも面白い。商店街の一番奥にあるのは「水木しげる記念館」。水木先生の漫画が一同に紹介され、心ゆくまで堪能できる。一息いれるなら「河童の泉」で。くつろぐ妖怪たちを見ているだけでもホッとする。
電車、飛行機、フェリーまで妖怪ワールドが広がる
JR境線16駅のすべてに鬼太郎駅やねずみ男駅など妖怪の愛称駅名と看板が設置。6種類の鬼太郎列車が運行されている。境港と隠岐の島を結ぶフェリーは「鬼太郎フェリー」と呼ばれ、その隠岐の島には14体の妖怪ブロンズ像が増殖。また米子空港は「米子鬼太郎空港」と呼ばれ妖怪ワールドはますます拡大している。