都会の室内型水族館すみだ水族館
東京の新名所スカイツリーにあるショッピングセンター”ソラマチ“内にある”すみだ水族館“は、水族館の新しいあり方を提案し、都会の室内型水族館としてさまざまな新しい試みが採用されている。人工海水製造システムによる完全人工海水化により年間を通して一定の水質維持を可能にした。また、環境に優しいLED照明により昼は自然光に近く、夜は照明を調節することで、室内にいながら自然に近い快適な環境作り出す。夜には静かに眠るペンギンたちの姿も観察でき、閉館時間の21時まで生き物たちの様々な表情が楽しむことができる。
7つのゾーンの海の世界
“いのちのゆりかご、水、そのはぐくみ”をテーマに、館内は7つのゾーンに分かれている。水生植物、くらげ、サンゴなどの小さな展示や、東京湾近海に生きる生物たちの展示、大水槽では世界遺産として守られる小笠原諸島の海を再現した青い海と海水魚が展示されている。また国内最大級の屋内開放プール型水槽では、ペンギンやオットセイをまじかに見ることができ人気を集めている。
美しさにこだわった展示や企画
美術館のような洗練された展示が評判だ。水生植物の展示であっても、水に揺れる”BONSAI"のようなデザインが秀逸。光合成による小さな気泡が立ち上る様子まで見られ心癒される。クラゲの展示も素晴らしく、5000枚の鏡に囲まれた“クラゲ万華鏡トンネル”は好評だ。期間限定のプロジェクションマッピングを水槽に映し出すアーティスティックな企画も好評を博した。