歴史ある表参道の景観に溶け込む新ランドマーク
東京・表参道のランドマークとして長く親しまれてきた旧同潤会青山アパートがあった場所を再開発した商業施設。全長250mで西館(地下2階〜地上2階)、本館(地下3階〜地上3階)、同潤館(地上1階〜3階)の3つの建物からなり、4階以上は住居施設になっている。日本を代表する建築家・安藤忠雄氏の設計で、地下空間を最大限効果的に活用し、建物の高さをケヤキ並木と調和させ屋上緑化や環境配慮がなされている。本館地下3階~地上3階が吹き抜け空間になっており、それをらせん状に囲むように長さ700mのスパイラルスロープがあり、スロープ沿いにはこだわりの店舗が並ぶ。
家族全員で楽しむ「Omotesando Hills Mode(オモテサンドウヒルズモード)」
日本のファッションや文化を発信する商業施設として、ファッション感度の高い大人をターゲットに国内外のブランドが並び、化粧品や雑貨、話題のカフェやレストランも入っており行列ができることも。また、0~6歳をターゲットにした『kids no mori(キッズの森)』はキッズ向けアイテムの専門店が並び、授乳室やおむつ替えベッドやベンチなどの設備も充実し、キッズもオトナも家族全員で楽しむ「Omotesando Hills Mode(オモテサンドウヒルズモード)」を提案している。2016年で10周年を迎え、過去最大のリニューアルが行われ、全体の4割を超える店舗が一新され、移転・改装を含めた合計41店舗がオープンした。ジャパンブランドのラインナップも豊富で、「カラー ビーコン(kolor BEACON)」、元エモダ(EMODA)プロデューサーの松本恵奈によるブランド「クラネ(CLANE)」、スタイリストの白幡啓が手がけるセレクトショップ「スタイリング/(styling/)」など注目の店もたくさん。