魅力はなんといっても“体験”
空港第1・第2ターミナルバス乗り場から約15分。管制塔を思わせる建物が特徴的な博物館だ。屋外展示場を通りぬけ、入り口を入ると中央棟、右側に東棟、左側に西棟がある。ここでは飛行機の模型操縦、訓練趣味レーター、音の体験、搭乗体験と飛行機に関する4つの体験ができる。まずは吹き抜けになっている西棟1、2階のボーイング747大型模型の操縦。後方にあるコックピットに乗って目の前の大型模型を操縦できる。次に東棟1階のパイロット訓練用シミュレーター体験。東京湾岸と成田空港周辺の2つの飛行ルートでパイロットの視界を楽しめる。3つめは東棟2階の音の体験ルーム。ドーム型スクリーンに映し出されるパノラマ映像と大迫力のサウンドにより視覚・聴覚両面から臨場感あふれる内容を体験。 最後は屋外展示場。プロペラが回る飛行機やヘリコプター3台に搭乗できる有料体験装置がある。
充実の展示と本物の飛行機の迫力ある離着陸もみどころ
2004年に引退したボーイング747の機首部分、セクション41は国内初展示。インストラクターと一緒に機内を見学することができる。中央棟3階の屋外展望台からは成田空港を離着陸するジャンボジェット機を間近にながめ、迫力あるエンジン音も楽しめる。5階は管制室を思わせる円形の展望室。航空管制に関する機器も展示されており、ガイドの説明を参考に離着陸する飛行機を眺めることができる。屋外エリアは日本製のYS-11試作1号機をはじめ、セスナやヘリコプターなど約20機の航空機を展示。海外旅行の前後だけでなく、見学だけのためにもぜひ立ち寄りたい場所だ。