全長3.6kmの砂浜と生い茂る松が創り出した絶景
京都府北部、日本海の宮津湾にあり、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景のひとつ。何千年もの歳月をかけて自然が生み出した造形美で、全長約3.6km、幅は約20~170mの砂浜の上には、大小約8000本もの松が茂っており、その形が天に架かる橋のように見えることから『天橋立』と呼ばれている。丘の上から眺める天橋立は絶景で、股の間から天橋立を見て逆さにのぞく「股のぞき」は空と海が逆になり、まさに天に架かる浮き橋に見えることから天橋立観光の定番になっている。展望所からの眺めを楽しんだり、実際に天橋立の中を片道50分かけて歩いたり、自転車でサイクリングを楽しむこともできる。
まさに龍のごとく迫力ある絶景を眺めよう
2大ビュースポットとして人気なのが天橋立駅からすぐの『天橋立ビューランド』と対岸にある『傘松公園』。ビューランドはリフトまたはモノレールで約6分の空中散歩を楽しむと到着。360度のパノラマビューが楽しめる長さ250mの龍をイメージした「飛龍観回廊」の他、観覧車、ゴーカート、SL列車など子供向けアトラクションが充実している。展望レストランからは天橋立を望みながら食事を楽しむことができる。傘松公園へは天橋立駅からすぐの天橋立桟橋から観光船で12分、もしくはレンタサイクルや徒歩で対岸に渡ったところに、ケーブルカーまたはリフトで到着。天橋立を一望できる「スカイデッキ」は一部床面がガラス張りで足元40m下まで見下ろせるようになっている。他にもゆっくりくつろげる眺望スペース「スカイテラス」や展望レストランや土産店などもある。