やなせたかしの多彩な創作世界を堪能できる
アンパンマンの生みの親、やなせたかしの故郷、高知の香北町(現・香美市)にある美術館。緑豊かな自然に囲まれた地に、子供から大人まで童心にかえって鑑賞できる「アンパンマンミュージアム」、やなせたかしが雑誌『詩とメルヘン』の創刊以来手掛けてきた表紙のイラストやカットを一堂に集めたギャラリー「詩とメルヘン絵本館」、年に1~2回企画展が開催される「別館」、アンパンマンの人気キャラクターや、やなせたかしの自画像がわりのキャラクター“やなせうさぎ”の石像が並ぶ「やなせたかし記念公園」がある。ミュージアムから車で5分の場所には2013年に94歳で永眠したやなせたかしの墓地公園がある。
子供から大人まで楽しめるアンパンマンミュージアム
アンパンマンミュージアムは地上4階、地下1階建てで、3階まで吹き抜けのエントランスホールになっている。地下の「アンパンマンワールド」では、アンパンマンが暮らす町をミニチュアで再現したジオラマなどが並ぶ。4階の「やなせたかしギャラリー」では、ミュージアムのために書きおろしたタブローや貴重な絵本原画が展示されている。
アンパンマン列車とバスにも乗ってみよう
JR四国の高松-高知区間、徳島-阿波池田間はアンパンマン列車、土佐山田駅からミュージアムへはアンパンマンバスも運行している。