須川高原温泉

粗い岩肌から轟々と湯が湧いている野生味あふれる山の温泉

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標高1126mの山腹に大量の湯が沸く温泉。むき出しの溶岩の合間から可憐な高山植物が姿をみせる山の恵みに満ちた山中で、野趣あふれる温泉を楽しめる。
営業時間

[close] 冬季休業(11月上旬から4月下旬頃)
住所
岩手県一関市 厳美町祭畤山国有林内46林班ト
電話番号
(0191) 23-9337
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About

まるで“地球のエネルギー”を目の当たりにするような天然の湯の迫力

「須川高原温泉」は、標高1627mの栗駒山の中腹、1126m地点にある大規模な温泉施設だ。毎分6000ℓもの湯が湧き、日本屈指の湯量を誇る。施設で最も人気がある「大露天風呂」は、頭上に空が開け、目前には大岩がダイナミックにそびえ、山ならではの開放感溢れる温泉が楽しめる。湯は加水による温度調整がない100%天然かけ流しの湯。少し熱めの湯に浸かれば、山のエネルギーを全身で感じることができるだろう。近隣には荒い岩肌がむき出しになった溶岩や、湯が湧き出る源泉などが見られ散策にもいい。ここからは栗駒山への登山道もある。栗駒山は150種類以上の高山植物や原始林、峡谷、湖沼・高原地帯など、貴重な景勝の宝庫でもあるため、登山やトレッキングの基地として利用する者も多い。

長い歴史の温泉施設で種類豊富な風呂が楽しめる

須川高原温泉の歴史は1100年前の歴史書に描かれたことが始まりで、300年前の江戸時代には、温泉療養地として人々に親しまれるようになっていた。強酸性の湯は青みがかった濁り湯で、胃腸病、婦人病、呼吸器病によいと言われている。風呂の種類は大浴場、大露天風呂、大・小の内湯のほか、火山蒸気の熱で温まる天然蒸し風呂がある。また、源泉からだくだくと溢れる湯が流れ出て川となり、天然の湯の川に足をつけ温まる「足湯」も人気だ。宿泊施設は一般観光客向けのホテルタイプの客室ほか、長期滞在し療養用の自炊の宿泊施設がある。日帰り入浴のサービスには休憩所が完備されており、宿泊せずともゆったりくつろぐことができる。冬期は雪のため長期休館となるので注意を。

 

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