妙義神社は、奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰白雲山の東山麓にあり、老杉の生い茂る威厳ある神社。昔から開運、商売繁昌の神、学業児童の神、縁結の神、農耕桑蚕等の神として知られ、関東地方を中心に多くの参拝客が訪れている。国指定重要文化財の本社、唐門、総門を始め、諸建造物は江戸時代初期から中期にかけて造られ、江戸時代建築の趣をもった壮麗なもので、高さ10メートルの苔むした巨大な石垣等と共に、伝統的な日本の建築美を随所に見せてくれる。神社に伝わる宝物を展示している宝物殿(旧宮様御殿)からの景色は関東平野を一望でき、借景庭園として見事なもの。