幕末会津の歴史を知りたいのなら迷わずここ
会津武家屋敷は、幕末の会津藩を支えた西郷家の武家屋敷を中心に、県の重要文化財に指定されている貴重な建造物が揃う歴史テーマパークだ。けやきやヒノキ、杉を使用した立派な門構えが特徴の家老屋敷が、西郷頼母の和洋建築の屋敷。38もの部屋があり、その広さは敷地面積2400坪。広大な屋敷から、当時の西郷家の権力の大きさが物語られている。屋敷内には、生活調度品が置かれており、どのような生活がされていたのかがわかる。蝋人形などからも、当時の生活や衣装などの歴史を知ることが可能。家財道具などを保管していた蔵を改築した会津歴史資料館をはじめ、生活調度品などを展示した歴史観や茶室など、歴史を肌で感じながら見て回れるのがここの特徴。また、四季折々でその雰囲気もがらりと変わる。春には桜、夏には新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、風情ある雰囲気が楽しめる。
会津の文化と出会う
会津武家屋敷には、会津の文化に触れられる体験コーナーがあり随時開催されている。体験コーナーでは、会津のお土産ではお馴染みの赤ベコの絵付けや、ガラス絵ほり、起き上がり小法師の絵付け、弓道体験が楽しめる。また、会津の伝統工芸品などを取り扱うショップ「郷工房 古今」では、職人が心をこめて作った会津漆器などを取り扱っている。
季節ごとのイベントも楽しみ
1年を通して様々なイベントも開催されており、会津の歴史や文化に更に深くふれることができる。敷地内にある1100本を超える桜が開花する春には桜祭りや、夏にはビールが楽しめる九曜亭ビア祭、秋の800鉢もの菊が彩る菊祭や、冬の餅つき大会など、日本ならでは、会津ならではの季節折々のイベントが目白押し。