東京の住民になったような気分でゆっくり
代々木公園は、原宿駅からほど近いので、買い物ついでのアクセスはとても簡単。原宿でのショッピングの後で、ちょっと公園で一休み。緑の木々の中を散歩したり、芝のフィールドに寝そべって、まるで東京の住民になったような気分でゆっくりする。そんな日常の東京を感じるのにぴったりな公園だ。 代々木公園は、元は陸軍代々木練兵場だったが、戦後米軍の宿舎敷地・ワシントンハイツとして使用され、1964年の東京オリンピックでは、その一部が代々木オリンピック村として使用された。その後、1967年に代々木公園として開園した。 54ヘクタールもある、都内で5番目に広いこの公園は、噴水のある中央公園(噴水公園)や森林の遊歩道のあるA地区と、サッカー場や陸上競技場、コンサートステージスポーツ施設やイベント会場があるB地区に分かれている。入場は無料で誰でも入ることができる。 噴水のある中央公園には広大な草のフィールドが広がり、お天気の良い日には一日なにもせず、太陽の日差しを浴びながらゆっくりするのもいい。また、散策路を歩き木々の自然を感じるのもいい。バードサンクチュアリがあるので、日本ならではの野鳥を見ることもできるだろう。そして、サイクリングセンターでは自転車の貸し出しもあるので、園内のサイクリングコースを回って過ごすのも楽しいだろう。 代々木公園は、さまざまなイベントが催されることでも有名だ。週末には、季節のイベント、フリーマーケット、アート、ダンス、音楽、骨董市、などジャンルが幅広い様々な催しが開かれていて賑やかだ。 代々木公園では、大江戸骨董市と呼ばれるアンティークマーケットがおよそ月に1度開催されているので、日本の骨董に興味のある人は掘り出し物を探しに出かけてみよう。ただし、日程は不定期のため、あらかじめHPでチェックすることを忘れずに( 大江戸骨董市ホームページ)