見所満載！1日かけてゆっくり観光できる
1200年もの歴史の中で、世界平和や修行の場として信仰され続けている比叡山。百人一首の中でも、日本一の山として詠まれている山で、その歴史と伝統ゆえにユネスコの世界遺産に1994年に登録されている。標高848ｍの比叡山全域を境内とし、3つに分かれているエリアをまとめて延暦寺とよんでいる。広大な敷地を見て回るには1日かけてゆっくり計画するのがおすすめ。まず、最も知られているのが「東塔エリア」。比叡山全帯の本堂である根本中堂のあるエリアだ。多くの宝物が展示されている国宝堂があるのもこの東塔。お坊さんのお経の声が響いてくる阿弥陀堂も見所のひとつである。次に、おすすめなのが「西塔エリア」。重要文化財でもある堂行堂と法華堂がある。このふたつは渡り廊下でつながっており、にない堂として知られている。延暦寺の中で最も古いとされる釈迦堂も必見だ。西塔から4ｋｍほど行くと「横川エリア」へとたどり着く。歩くと1時間ほどかかる距離なのでバスでの移動もおすすめ。魔除けの角大師で有名な四季香講堂や横川中堂をみることが出来る。
圧巻の景色も必見！
京都と滋賀の県境にある比叡山からは、美しい景色が楽しめる。東には滋賀県の琵琶湖、西には京都の町並みが広がる。バスや車で向かうことも出来るが、景色を楽しみたいのならロープウェイでの移動がおすすめだ。日本最長の2025ｍもの距離を11分で進むロープウェイからは、美しい琵琶湖と滋賀の町並みの大パノラマが広がる。
