森林浴ハイキングを楽しむ
阪急梅田駅から箕面駅まで電車で30分と大阪市内から気軽にアクセスできる自然豊かな公園。落差33メートルの箕面大滝と紅葉の名所として知られている。面積は83.8ヘクタールと広大で、春は山桜と新緑、夏は納涼、秋は紅葉と四季に彩られ、「森林浴の森100選」に選ばれたこともある。公園内には1000種近くの植物があり、運がよければ野生の二ホンザルも観測できる。公園の入り口から渓流に沿って約2,4kmの滝道は箕面大滝につながる道で、森林浴を楽しみながら子供から大人まで気軽に散歩が楽しめる。滝道以外にも総延長約8kmにおよぶたくさんの散策路が整備されており、箕面駅の観光案内所では、外国語表記のマップが手に入る。
純和風旅館を改装したレトロなお店
滝道沿いには1960年代以降に建てられた旅館を改装したレトロなカフェやレストランが立ち並ぶ。森林を眺めながら一休みできるカフェ橋本亭、寿司や懐石料理が頂ける音羽山荘、本格イタリアンの河鹿荘は、外観も内装も日本の懐かしい風情が残る空間で、本格的な料理が楽しめる。滝道では1300年前から続く、もみじの葉を揚げた伝統銘菓「もみじの天ぷら」や、箕面の特産の柚子を使った土産物も手に入る。夏季限定で、清流沿いには川床が出現し、清流を眺めながら食事が楽しめる(予約要)。箕面駅前には温泉施設「箕面温泉スパガーデン」があり、日帰り入浴も楽しめる。優れた泉質は療養泉として認可され、炭酸水素塩泉で美人の湯として人気。