「奇跡の1マイル」とも呼ばれる、約、1.6kmのショッピングストリート
沖縄県那覇市の中心部を貫く国際通り。県庁北口スクランブル交差点を起点に、安里(あさと)三叉路まで一直線に続く県道39号線のことを指す。世界遺産首里城から約3kmと近く、いつも観光客で賑っている。国際通りは戦後の焼け野原から、目覚しい発展を遂げた地域。長さがほぼ1マイル(1.6km)あることから「奇跡の1マイル」とも呼ばれている。毎週日曜日の正午から午後6時までは、通りの一部が歩行者天国に。エイサーなど郷土芸能が披露されることもある。
おみやげ選びやローカルフードの食べ歩き、夜遅くまで遊びつくそう!
国際通りには沖縄の地酒である泡盛や郷土料理が楽しめる飲み屋がたくさん!多くの店では、三線(さんしん。沖縄版の三味線)のライブが行われていることも。ふらりと店に入って沖縄民謡や琉球舞踏を楽しむのも、旅のいい思い出になるはずだ。みやげ物屋も比較的遅くまで開いているので、観光後のショッピングも十分可能。やちむん(焼き物)などの工芸品や泡盛、沖縄の伝統的な焼き菓子ちんすこう、かりゆしウェアなどなど、沖縄みやげのすべてがここで揃う。
ちょっと脇道にそれてみるのも、また楽しい。
国際通りから沖映通りに200mほど入った所にある信号を南に曲がると、ニューパラダイス通りという静かな路地に出る。約400mの通りには、地元客が集うおしゃれショップやカフェがちらほら。築50年余の民家を改装した味わいのある雑貨店や、沖縄で活躍する芸術家の作品を集めたセレクトショップなどがあり、洗練されたアイテムが手に入る。国際通りの賑わいからは考えられない、まったりとした空気が流れている。