侍スピリットを学べる体験道場
かつて、戦いの前に侍は、精神統一や自らの鼓舞のために刀や扇子で舞ったといわれる剣舞。剣舞の流派「正賀(せいが)流」宗家の鉤逢賀(まがり・おうが)師範が地元・大津市で始めた外国人向け剣舞体験をさらに広めようと2014年にオープンした、日本文化「剣舞」を実際に体験できる施設。現在は大津道場の他に、アクセスしやすい京都三条に京都道場を構えている。
日本語・英語対応の本格レッスン
参加者は武士の正装に着替え、お辞儀の仕方などの礼儀作法から学び、日本刀の持ち方や抜き方、斬り方、納めかたなど、基本的な日本刀の扱い方や、居合刀を使って演舞を学ぶことができ、サムライ体験することができる。海外旅行者だけでなく、もちろん日本語での指導もあり、お子様にも人気のプログラム。外国人向けのプログラムでは、全て指導が英語で行われ、レッスンと剣舞のショー鑑賞がセットになったパッケージも人気。剣舞ショーでは、詩吟に合わせて刀や扇で時には力強く、時には優美な舞をみることができる。レッスンには1時間のライトレッスンと、2時間のフルレッスンがあり、ともに衣装レンタル付きとなしで料金も異なる。衣装は十数種類の衣装から好きな柄を選んで着付けしてもらうことができる。
希望に合わせて本格指導も
もっとしっかり学びたい外国人向けに、3日間(15時間)のレッスンも行っている。体験レッスンの他に、週固定の剣舞・扇舞の教室も開いており、年に1回の昇級審査があり免状も発行される。