旧細川刑部邸

熊本城内に残る格式高い上級武家屋敷

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当時の有数な権力を誇った大名・細川家の暮らしを知ることができる熊本城内の隠れスポットは広大な武家屋をゆっくり歩きながらめぐるのは贅沢な時間
営業時間
平日 ( 9:0 AM ~ 6:0 AM )

3月~11月 8:30am-5:30pm 12月~2月 8:30am-4:30pm [close] 12/30,12/31
料金
Adult: 300 YEN
Children: 100 YEN

もしくは【熊本城・旧細川刑部邸共通入場券】 おとな 640円 こども(小・中学生)240円
住所
熊本市中央区古京町3-1
電話番号
(096) 352-6522

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About

気品漂う上級武士の大邸宅

細川家三代忠利公の弟、細川刑部少輔興孝が正保3年(1646年)に2万5千石を与えられて興したもの。上級武家屋敷としての格式を持ち、熊本県指定重要文化財にもなっており、全国でも有数の立派な武家屋敷。1871年に城内の武家屋敷は城外に出るよう命令があり、刑部家は子飼(現在の熊本市東子飼町)に移り下屋敷を本邸とした。現在の建物は、子飼で下屋敷として使用していたものを1990年から4ヶ年かけて移築したもの。

当時の生活を垣間見ることができる展示の数々

990平方メートルもの広大な敷地には、立派な長屋門をくぐると、唐破風の正玄関と、左側の御次玄関を備えた格式の高い様式の御玄関、ついで14畳もの御客間には欅で作られた大火鉢や、1784年製の時計などの当家伝来の品々も展示されている。重臣たちを迎えた格式ある部屋であった入側造りの表御書院、当主の私室として使用された二階建ての「春松閣」では、銀箔が貼られた襖や丁字棚が風雅な佇まいだ。別棟に書斎の付いた茶室「観川亭」や「御宝蔵」などを備えている。当時の御湯殿(お風呂)や御台所も見学することができ、茶道具なども展示されている。また、「御離れ」として建てられたものを現在は茶室として改装された「抹茶処 喜遊亭」ではお抹茶を頂いて一休みすることができる。秋の紅葉時期には庭園のモミジが美しく色づき、紅葉スポットしても人気。熊本城に訪れた際にはぜひ足を延ばして見学したい場所だ。熊本城・細川刑部邸の共通入場券がお得。

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