四季の移ろいが極めて美しい八幡平の自然
岩手県と秋田県にかけてそびえる奥羽山脈北部の山域「八幡平」。標高1614mに広がる高原、山々のピーク、点在する沼や湿原などが、100万年前の火山の噴火によってできた地形のダイナミズムを感じさせる。この地域は北緯40度線上にあるため、その気候と温度が作り出す四季の景観は特別で、四季の移ろいが美しい日本において、その変化が特にはっきりと出るひと際美しい風景が望める。遮るものがない雄大な湖沼地が秋の色に染まる時、ドラマチックな景観が眼前に広がる。また、寒さが厳しい東北の冬、12月に雪が降ると、日本有数の景観を誇る幻想的な樹氷原が見られる。
車でも、歩きでも、八幡平を五感で楽める
八幡平では交通路や遊歩道が整備されており、ドライブで散策でと好みに応じた観光が楽しめる。八幡平ドライブなら絶景が続く「八幡平アスピーテライン」、「八幡平樹海ライン」を。八幡平の雄大な自然の中を走る快適なドライブは爽快だ。冬には除雪された雪が両側に8mの壁を作る「雪の回廊」を走り抜けるスリリングなドライブもおすすめだ。一方ハイカーの為のトレッキングもコースも豊富。高山植物の咲く自然豊かな高原や湿原、火山の噴火で生まれた大小様々な湖沼群を歩く。良く整備された遊歩道は歩きやすく、山頂付近まで車で行けるため、体力に合わせ、どこから歩くか無理のない選択が可能だ。温泉施設でリラックスやウィンタースポーツが楽しめるスキーリゾートなど、八幡平には自然が与えてくれる楽しみも溢れている。