迫力ある滝の姿に知床の大自然を垣間見る
オシンコシンの滝のある北海道斜里町は、世界自然遺産・知床の大自然広がる北海道の西側に位置する町。見どころ多い北海道でも、限りなく広がるオホーツク海に加え、知床八景として知られる知床を代表する観光スポットは見逃せない。オシンコシンの滝は、日本の滝100選に加え、この知床八景のひとつでもある。チャラッセナイ川の河口付近にあり、標高は約70メートル。途中で流水が分岐している滝なので、別名を双美の滝ともいう。下から見上げる滝も迫力があるが、階段で滝の中腹部まで近づくことができるため、間近から更に力強く流れる滝を見ることの可能だ。さらに滝の上にある展望台が一押しスポット。展望台からは、どこまでも続くオホーツク海と、知床連山を臨むことができる。広がる海原の大きさは、北海道の大自然のすばらしさを実感させてくれることだろう。夏や春の清々しく澄み渡った海もおすすめだが、真冬の景色は格別。流氷によって真っ白な海原広がるオホーツク海は必見だ。
知床八景
知床の大自然を味わうには、オシンコシンの滝のほか知床八景も見逃せない。原生林に包まれ幻想的な雰囲気のある「知床五湖」、活火山から流れるお湯がそのまま川となっている「カムイワッカ湯の滝」、乙女の滝として親しまれる「フレペの滝」、羅臼岳の紅葉が楽しめる「知床峠」、絶景と夕日の名所「プユニ岬」、ウトロの町なみやオホーツク海を臨む「オロンコ岩」、そして海に沈む夕日がロマンチックな「夕陽台」と、知床の自然を満喫できる観光スポットが満載だ。