アートと自然に触れ合う公園
北海道の札幌市の市街地にあるにも関わらず、大自然の中にたたずんでいるような雰囲気をもつモレエ沼公園。緑豊かな札幌を目指す環状グリーンベルト構想のもと、2005年にオープンした。世界的にも有名な彫刻家イサム・ノグチによって、公園全体をひとつの彫刻作品にするというコンセプトでつくられたため、いたるところにアート作品がちりばめられている。また、2600本もある桜や紅葉も美しく、冬にはクロスカントリースキーが楽しめるなど季節によって変わる表情は、いつ訪れて新しい感動を与えてくれる。
自分らしく楽しむモレエ沼公園
広大なモレエ沼公園では、春から秋まではレンタサイクルを利用できる。歩いて散策するのも楽しいが、自転車をこぎながらすがすがしい風を感じるのもおすすめ。幼児を乗せられる自転車もあり、家族みんなで楽しめる。また、冬には歩くスキーやソリなどもレンタルでき、雪遊びが楽しめる。
子供たちも大喜びすること必至!
イサム・ノグチデザインの遊具はなんと126基。子供たちが走り回って楽しめるように設計されており、彼らの冒険心や好奇心をくすぐる色、形で溢れている。その他にも、滑り台やブランコ、砂場、ジャングルジムなどが設置されている。また、波がまるで生命の誕生や宇宙を現しているかのような「海の噴水」や、海辺をイメージしサンゴで飾られた水遊び場「モエレビーチ」など、子供たちが気軽に楽しく水に触れ合える遊び場もある。アートが見事に自然に融合している中で、大人から子供までがその魅力に引き込まれること間違いなし。