北関東のパワースポット
榛名山の中腹にある榛名神社は深い谷間を利用して建てられており、関東屈指のパワースポットとして人気がある。樹齢400年といわれる杉並木が続く約700mの参道には、榛名川の清流や滝などがある。参道には土産物屋や茶屋が建ち並び、食べ歩きしながらのんびり散策も楽しめる。参道から境内にかけては七福神が点在しているので探しながら歩くのも楽しい。
多くの重要文化財が点在する境内
榛名神社には6棟もの国の重要文化財がある。なかでも圧巻なのは、御姿岩と呼ばれる巨岩の前面に接して建てられている本社・拝殿・幣殿からなる権現造りの本殿だ。御姿岩の中の洞窟にはご神体がまつられている。ほかにも境内の入り口ある双龍門や神楽を演じる場所である神楽殿、国祖社および額殿、神幸殿、随神門などの重要文化財がある。
自然がつくり出した奇岩と情緒あふれる街並み
国の天然記念物に指定されている矢立杉は、戦国武将の武田信玄が出陣のとき勝利を祈願したという言い伝えがある。境内には多くある奇岩も見所で、御姿岩をはじめ神社の裏手にある九十九折岩や石橋のような形をした倉掛岩、別名ローソク岩の鉾岩などがある。榛名神社の門前町である社家町には、国登録有形文化財の宿坊もあり、榛名神社に参拝しながら情緒あふれる街並みを散策する楽しみもある。