北アルプスの大パノラマに圧倒!
新穂高駅から鍋平高原駅まで結ぶ第1ロープウェイと、しらかば平駅から西穂高口駅までを結ぶ第2ロープウェイからなる、新穂高ロープウェイ。全長は3200mに及び、標高差1039mのスケールを誇る。第1は全面ガラス張り、第2は日本初となる2階建ての大型ゴンドラで空中散歩を楽しむことができる。残雪と新緑の鮮やかなコントラストが美しい春、清々しい空気と青々とした森林が楽しめる夏、赤や黄色の錦秋が山々を敷き詰める秋、そして真っ白な世界に包まれる冬と、四季折々の自然美が満喫できるのが最大の魅力。年中いつ来ても、異なる楽しみがある。
鍋平高原駅周辺は、散策路や温泉などお楽しみが充実!
ロープウェイを乗り継いで、一気に頂上まで向かうのはもったいない。第一ロープウェイが到着する鍋平高原駅周辺にも、見どころが満載だ。奥飛騨の自然について学ぶことができる「山楽館」、森林の中をのんびりと散策できる全長2.3kmの「自然散策路」、色とりどりの野草や高山植物が楽しめる「山野草ガーデン」など、様々な施設がある。中でもおすすめが、かけながしの天然温泉露天風呂「神宝乃湯」だ。泉質は単純硫黄泉で、サラサラとした肌触りの湯が特徴。体の芯から温まり、散策で疲れた体を癒してくれる。
標高2156mの展望台から、北アルプスの絶景を堪能
鍋平高原を満喫した後は、しらかば平駅から第2ロープウェイに乗って西穂高口駅へ。西穂高口駅の屋上にある展望台からは、西穂高岳をはじめ槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が 360度の大パノラマで楽しむことができる。また、西穂高口駅外に広がる「千石園地」には、 原生林の樹間を縫う散策コースが。5~10月にかけては山野草や高山植物の可憐な花が、 冬には巨大な雪の回廊をみることができる。標高2156mの高地を訪れた記念に、便りを出してみるのはいかがだろう。西穂高駅近くにある「山びこポスト」は、通年集配可能なものとしては、日本最高所にあるポスト。駅売店では、ここでしか手に入らない絵はがきや切手などが購入できる。