開放的な屋台で福岡の食を制覇
福岡の風物詩として観光客の人気を集め、地元市民にも愛されている屋台。歴史は古く、戦後直後の1945年頃から『移動式飲食店』として福岡市内に屋台が登場し、ピーク時の1970年頃には400軒もの店が軒を連ねたほど。現在は福岡市内に150軒程度、そのうちの半数は天神エリアに集中している。ラーメン、焼き鳥、おでんを中心に、イタリアンやフレンチ、アジア料理など様々な屋台が並んでおり、もちろんアルコールもビールに日本酒、ワイン、カクテルなどが楽しめ、気軽に何軒も屋台をはしごできるのが魅力。日没の7時頃にオープンし、深夜1時頃まで楽しめる。福岡市内の屋台は全て公式な営業許可を取得している店舗ばかりなので安心して食事を楽しむことができ、3x2.5mのサイズを厳守した屋台には必ず座席が用意されておりゆっくりと食事を楽しめる。福岡ならではの心地よい風を浴びながら活気溢れる屋台の雰囲気が満喫できる。
福岡名物、豚骨ラーメンははずせない
屋台が並ぶ場所は中洲、天神、長浜と大きく3つのエリアが存在する。固定式屋台の為、お目当ての店舗はあらかじめ場所を調べておこう。中洲エリアで不動の人気を誇るラーメン『一竜(いちりゅう)』は超濃厚な豚骨スープのラーメンが人気。長浜ラーメン発祥の地長浜エリアでは、あっさりした豚骨スープの『長浜とん吉二代目(ながはまとんきちにだいめ)』がおすすめ。ショッピングエリアにある便利な立地の天神エリアでは、焼きラーメン発祥の『小金ちゃん(こきんちゃん)』では鉄板で豚骨ラーメンを炒めた濃厚な味がやみつきに。塩ホルモンやどて焼きにも挑戦してみては。