山岳信仰にあつく、世界的に有名な樹氷でスキーも楽しむなど自然豊かなエリア

エリアの特徴

東北地方の南部にあり、日本海に面した山形。蔵王をはじめ名峰が連なる奥羽山脈、最上川、日本海など、山、川、海と自然にめぐまれたエリアだ。三重のお伊勢参りと並んで東の奥参りと称される出羽三山をもつ庄内エリアや名勝最上峡のある最上エリア、蔵王を含む山形の中心地、村山エリア、温泉が豊富な置賜エリアの4つに分かれる。

代表的なスポット

蔵王は温泉、スキー場、お釜など見どころが多い。中でもスノーモンスターとよばれる蔵王の樹氷は世界的にも有名で、冬季はライトアップも行われる。出羽三山の1つ、羽黒山の杉並木参詣道はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得。歴史ある寺社仏閣も多く、山寺と呼ばれる立石寺や、戦国時代の武将、上杉謙信がまつられている上杉神社、国宝の羽黒山五重塔などがある。そのほかクラゲの展示で知られる加茂水族館や、レトロな雰囲気の山居倉庫、国の重要文化財に指定されている文翔館なども人気。

 

山形は果樹王国とも呼ばれ、サクランボやラフランス、もも、ぶどうなどフルーツが充実している。定番グルメとして米沢牛が知られ、郷土料理はご飯に合う“だし”やひっぱりうどんなど。中でも芋煮は全国的に知られており、6mの大鍋でつくる日本一の芋煮会フェスティバルは山形の秋の風物詩となっている。かほく冷たい肉そばや冷やしラーメンも人気。

 

交通

東京からは鉄道が一般的で、山形新幹線で米沢まで約2時間10分、山形まで約2時間45分だ。エリア内の観光手段はレンタカーが便利。

 

宿泊

アクセスに便利な山形駅や米沢駅、山形空港、庄内空港周辺はもちろん、温泉地である蔵王、かみのやま、銀山、あつみなどにも多い。