世界遺産の五箇山を有する、日本の原風景と貴重な自然を今に残すエリア

エリアの特徴

日本海に面した富山は、海や山に囲まれた美しい自然が魅力のエリア。東部の立山連峰は3000m級の山々が連なり、日本で唯一現存する氷河がある。北部の富山湾は、ユネスコが後援する「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が認められた神秘的な湾で、海から見る立山連峰は息をのむ美しさだ。世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落には今も人が住んでおり、日本の原風景を大切に受け継いでいる。

代表的なスポット

富山を代表するスポットは立山黒部アルペンルート。春は高さ20mにもなる雪の壁、夏は新緑、秋は紅葉と季節ごとにダイナミックな自然を楽しむことができる。高さ186mの黒部ダムは日本一の高さを誇り、大迫力の放水が人気。五箇山には相倉と菅沼の2つの集落があり、雪のシーズンは必見だ。そのほか、黒部峡谷や富山城、日本3大大仏の1つ、高岡大仏、八尾の町並み、富山市役所展望塔などがある。

 

富山湾は水産資源の宝庫。ホタルイカや白エビのほか、氷見の寒ブリは高級魚としても名高い。名物のます寿司は、全国の駅弁ランキングでもつねに上位にランクインするほど人気となっている。そのほか、ご当地ラーメンの富山ブラック、小矢部ホワイト、高岡コロッケ、氷見牛カレー、白エビバーガーなどが人気。

 

交通

東京からは鉄道が一般的で、東京から富山まで北陸新幹線で約2時間10分。県内全域は道路が整備されており、車で移動しやすい。ただし、アルペンルートの立山、扇沢間は車で入ることができないので注意が必要。

 

宿泊

富山駅や富山空港周辺をはじめ、黒部、立山、氷見などに多く点在している。