河津桜

ひと足早く春の訪れを告げる、東伊豆の風物詩

フォトギャラリーを見る
静岡県河津町に、毎年2月上旬に咲く早咲きの桜。河津川沿いに約4km続く桜並木では、青い空とピンク色の桜、黄色の菜の花が美しいコントラストを描く。
住所
静岡県賀茂郡河津町笹原72−12 河津桜観光交流館
電話番号
(0558) 32-0290

画像&動画

フォトギャラリーを見る

About

ひと足早く満開を迎える桜、河津桜。

河津桜とは静岡県賀茂郡河津町で毎年2月上旬に咲く、早咲きの桜のこと。花が大きく、ソメイヨシノよりも濃いピンク色が特徴だ。河津川沿いに約4km続く桜並木は、開花後約1ヶ月をかけて満開に。開花から満開になるまでの過程が長いため、じっくりと花見を堪能することができる。河津桜は、同町内で約60年前に発見された新種の桜がルーツ。原木は伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点の、河津町田中の飯田氏宅の庭にある。  

河津桜が咲く間は、祭りを開催。

河津桜が咲きはじめる2月上旬より約1ヶ月間、河津桜まつりを開催。河津川沿いの桜並木は、多くの花見客で賑わいを見せる。祭りの期間中には、毎日約150軒の屋台が登場。地場の名産品や露店ならではの食べ物が並び、桜を愛でながら食べ歩きやショッピングが楽しめる。日没後は河津駅前の館橋より下流、峰温泉豊泉橋から踊り子温泉会館裏で河津桜をライトアップ。昼間とは違った幻想的な光景も美しい。

河津桜を愛でたら、つるし飾り発祥の地・稲取町へ

河津桜を堪能したら、電車で2駅先の稲取へ足を伸ばしてみるのはいかが。河津桜が咲く間、稲取町では「つるし飾り」と呼ばれる雛飾りを見ることができる。つるし飾りとは、江戸時代に稲取町で発祥。当時とても高価だった雛人形のかわりに、小さな人形を手作りし吊るしたことがはじまりとされている。子どもの健やかな成長を願う這い子人形や、神様の使いとされるうさぎなど、一つ一つの人形には意味があるのが特徴。つるし飾りは例年1月中旬から3月末まで、「文化公園・雛の館」や「雛の館・むかい庵」などで見学可能だ(有料)。

もっと見る

Plan your trip to shizuoka

Chat with a local tour guide who can help organize your trip.

Request a Tour