国内最大規模の遺跡や伝統工芸のほか国際的な一面もあわせ持つエリア

エリアの特徴

九州の北西部にあり、東は福岡、西は長崎に隣接している佐賀は九州7県でもっとも小さい県。世界有数の干満差をほこる有明海と潮の流れがはやい玄界灘という対照的な2つの海に面しており、豊富な水産物が特長。吉野ヶ里遺跡をはじめとする文化遺産や有田焼、唐津焼などの焼き物が江戸時代から盛んなことでも知られる。

代表的なスポット

佐賀でもっとも有名なスポットは紀元前4世紀頃の弥生時代の遺構や遺物が数多く発掘されている大規模な吉野ヶ里遺跡。嬉野と唐津は佐賀の2大温泉地だ。そのほか優美な姿の唐津城や鳥栖プレミアムアウトレット、呼子大橋、七ツ釜など見どころも多い。またゴールデンウィークに開催される有田陶器市には日本全国から焼き物愛好者が集まる。毎年秋に開催されるアジア最大の国際大会、佐賀インターナショナルバルーンフェスタと国の重要無形民俗文化財に指定されている唐津くんちは佐賀を代表するイベント。

 

佐賀のりや佐賀牛などは全国的に有名。ほかにもシシリアンライスや伊万里牛ハンバーグ、唐津バーガー、神崎素麺、嬉野の湯豆腐、呼子のイカの活つくりなどが人気。有明海は珍味の宝庫で、ムツゴロウのかば焼きやワラスボ、クチゾコなど見ためは独特だが美味。松露饅頭や小城羊羹などの和菓子も充実。

 

交通

東京からは飛行機を利用するのが一般的。羽田空港から有明佐賀空港までは約1時間30分。空港からの移動手段はバスかタクシーで、中心地の佐賀駅も車で30分程度のため、空港からレンタカーを借りて観光スポットをめぐるのが便利。

 

宿泊

佐賀駅周辺のほか、唐津や鳥栖、温泉地の嬉野に多い。