宿根木

江戸時代から続く島の入り江に密集する民家の集落の歴史ある風景

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佐渡の港町にある江戸時代から続く歴史保存地区「宿根木」。船大工たちが作り上げた情緒溢れる町並みが美しい。
営業時間
土 ( 9:0 AM ~ 4:0 PM )
日 ( 9:0 AM ~ 4:0 PM )
平日 ( 9:0 AM ~ 4:0 PM )

清九郎の家 7月中旬~8月中旬 5:00pmまでオープン [close] 清九郎の家 11月中旬以降(不定期)から3月31日まで閉館
住所
新潟県佐渡市宿根木
電話番号
(0259) 86-3200

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About

江戸時代に隆盛を迎え船大工によって作られた集落

江戸時代、島と都をつなぎ、物資を運搬する廻船業の寄港地として発展し、繁栄を極めた宿根木には、廻船業者が築いた集落が当時の姿のまま残されている。入江の奥の一角に100棟を超える建物が密集して建ち並び、細い路地や石畳の風景は独特で、板張りで作られた外壁の風景が続く。その外観は一見質素に見える。しかし、内部は漆塗りの大黒柱や彫刻の施された仏壇、「舟箪笥」と呼ばれる金庫代わりのお金や貴重品をしまう「からくり構造」の箪笥など、廻船業で経済的に豊かであった人々の暮らしが偲ばれる豪華な作りになっており興味深い。船大工たちによって作られた家々や建造物の街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、佐渡の貴重な歴史を語る町の財産として大切にされている。

歴史を感じる独特の街並みと公開民家

宿根木の保存地区には、現在民家が2軒一般公開されている。(有料)その中の一軒「清九郎の家」は、築約200年の古い民家だ。板張りで質素に見える外観からは想像できない、美しく作られた室内には、漆塗りの杉戸、ケヤキの床、古民家らしさをたたえる囲炉裏に、高い吹き抜けの天井など、時間が止まったような日本の古く美しい建築が見事に保存されている。他にも、もう一軒の公開されている民家「金子家」や、角地の路地の形状に合わせ、船大工の高い技術を持って建てられた「三角の家」、昔の風情が漂う路地「世捨て小路」など、古い町並みの見どころは多い。

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