佐渡国小木民俗博物館

全長24m!完全復元された江戸時代の千石船がそびえる大迫力の展示

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江戸時代後期に繁栄を極めた町「宿根木」に残る古い道具や民俗資料を集めた博物館。江戸期に活躍し町に財をもたらした千石船が日本で初めて完全復刻。
営業時間
平日 ( 9:0 AM ~ 6:0 AM )

8:30am-5:00pm [close] 3月-11月 無休 12月-2月 月曜定休  年末年始 12/29-1/3
料金
Adult: 500 YEN
Children: 200 YEN

子供料金には中学生も含まれる
住所
新潟県佐渡市宿根木270-2 
電話番号
(0259) 86-2604

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About

資料総数およそ3万点、宿根木の繁栄の歴史と暮らしぶりを物語る博物館

廻船業の航路として19世紀江戸時代に至るまで繁栄した町「宿根木」の、町の歴史や文化を伝える民俗資料が展示されている。館内は3つの展示室に分かれており、復元された千石船が展示される「千石船展示館」、廃校を再利用し古い時代の生活用品などを集めた「大型展示室」、農具・漁具を展示した「新館」があり、およそ3万点に及ぶ展示資料が所せましと並んでいる。

展示室いっぱいにそびえる復元された千石船

「千石船展示館」では、1853年に宿根木で建造された「幸栄丸」の設計図を基に、日本で初めて千石船の完全復元を実現、「白山丸」と名付け展示されている。全長23.75m、最大幅7.24m、良質な佐渡の一本杉で作られた20mを超える帆柱を持つ。乗船して船内観察もでき、畳敷きの船頭の部屋、神棚、貴重品を納めた船箪笥などが再現され、船員たちの生活を垣間見ることができる。船の制作は、最初に10分の1の大きさで作ったのちに、実寸で作られる。その際に作られた10分の1縮小模型も併せて展示されている。千石船の復元は、佐渡の職人や市民も携わり「市民の力」で実現された賜。7月下旬には「白山丸祭り」が開催され、船が外に引き出され、青空の下で巨大な帆を張る船の勇姿を見る事ができる。

昔の生活がしのばれる旧校舎を利用した展示室

旧宿根木小学校の校舎を利用した大型展示室には、古い時代の着物、仏具、陶器や人形、生活用品などが展示され、廻船業で寄港する土地から運ばれた収集品など、港町ならではの展示物が見られる。また新館には、南佐渡の漁具や農具など、仕事で使われた道具が展示されている。およそ3万点と言われる展示物の中には「南佐渡の漁撈用具」・「船大工道具」が含まれ、それぞれ国の重要有形民俗文化財に指定されている。

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