大野亀

海面を破り空高くそびえる大岩。佐渡ならではのダイナミズムを体感できる!

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巨大な一枚岩が山の様にせり上がり、海岸線に突き出してそびえる大野亀。ミシュラン・グリーンガイド二つ星の絶景は、散策路を歩くと心ゆくまで体感できる。
住所
大野亀 新潟県佐渡市
電話番号
(0259) 23-3300

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About

1億年の歳月が育んだ大野亀の地形

佐渡北端の海岸に圧倒的な大きさを誇る一枚の岩、大野亀がある。山のように見える一枚岩は日本3大岩のひとつとされ、167mの標高を誇る。大きな亀がうずくまっている様に見えることから大野亀とついたが、「亀」Kameは日本語の「神」Kami、「神聖な島」という意味を持ち、頂上の石塔は「航海の安全を守る竜神」として信仰の対象となっている。大野亀は、推定1億年前の火山活動により生まれた岩石の元がその始まりであった。その後、およそ300万年前から活発になった地殻の変動により、海面下の地形が隆起を続け、約200mの高さまで盛り上がった。地表にさらけ出された部分は風雨の浸食を受け、山状の巨大な一枚岩が誕生したと考えられている。

潮風と草の香りの中で自然散策を

大野亀では遊歩道が整備されており、海岸線が美しい海と大野亀のダイナミックな絶景を楽しめる。遊歩道の入り口には大きな鳥居があり、宗教と自然風景の融合も見どころの一つだ。また、大野亀を含む佐渡北端の海岸風景は、ミシュラン・グリーンガイドの二つ星を獲得し、透明度の高い海と大岩の類まれな美観は世界的にも高い評価を得ている。

初夏、大野亀に咲く鮮やかな黄色のユリ

5月下旬から6月上旬には、ユリ科の植物「トビシマカンゾウ」が咲く。その数は50万株、100万本と言われ、花が一斉に咲く時期は、一面鮮やかな黄色の花で覆われ見事である。毎年6月第2日曜には「カンゾウまつり」が開かれ、美しい大野亀の自然を背景に、民謡や鬼太鼓など、佐渡の伝統芸能などが披露される。

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