世界遺産と四季折々の美しい自然を持つ日本を代表する観光地

エリアの特徴

栃木県の北西部にある日光市は日本を代表する国際観光地。1,450km2(560mile2)と国内第3位の広大な市で、ギリシャの世界遺産であるロドス島の面積(1,401km2=541mile2)とほぼ同じ広さを誇る。山岳信仰の聖地として782年に開山した日光連山のほか、湖や温泉など豊かな自然が多い一方、歴史的に有名な社寺も多く、1999年「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。

代表的なスポット

観光のハイライトは世界遺産に登録されている日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺だ。日光国立公園内には、戦場ヶ原や中禅寺湖、華厳の滝などがある。江戸ワンダーランド日光江戸村、東武ワールドスクエアなどのテーマパークのほか、日光田母沢御用邸記念公園なども人気。

 

名物は精進料理として重宝された日光ゆば。日光連山から流れる良質な水を使ったゆば料理のほか、日本酒やそば、わさびなどが有名。酒ケーキや揚げゆばまんじゅう、ようかんなどはお土産に最適だ。

 

交通

東京駅からは東北新幹線で宇都宮まで約50分、そこからJR日光線で日光まで約42分が分かりやすいルート。本数は少ないが、浅草や新宿からは東武鉄道の直通特急スペーシアが運行している(約1時間45分)ので、時間が合えば利用してみるのもいいだろう。市内観光はおもにバスかレンタカー。日光エリアの鉄道・バスが乗り降り自由となる「まるごと日光東武フリーパス」もある。レンタカーの場合は山道の運転に加え、ゴールデンウィークやお盆、紅葉シーズンは道路が混雑するため、渋滞や駐車場探しに思わぬ時間を取られることもあり注意が必要だ。

 

宿泊

宿泊施設が多く、利便性も高いのは日光駅周辺。日光湯元温泉のある奥日光も人気。そのほか中禅寺湖周辺にも点在している。