外国貿易港としての発展を機に栄えた異国情緒あふれる国際都市

エリアの特徴

九州の西部にあり、北は日本海、西および南は東シナ海と三方を海に囲まれた県。半島と大小70余りの島が県内の45%を占める。幕末の長崎港開港により、海外交易港として発展。県内第2の都市、佐世保は米軍基地もあり、アメリカンムードただよう街となっている。

代表的なスポット

国際都市として発展してきた長崎はハウステンボスやグラバー園、新中華街など異国情緒あふれる施設が多い。夜景が美しいことでも知られ、稲佐山展望台や鍋冠山公園、風頭公園などはおすすめ。戦争の悲惨さを伝え平和を願う長崎原爆資料館や平和公園、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館は必見だ。そのほか世界遺産に登録されている端島(軍艦島)や長崎ペンギン水族館、人工島の出島など。

 

長崎といえば、肉や魚介・野菜などの具材をたっぶりのせた麺料理のちゃんぽんや皿うどん。名物はナポリタン・とんかつ・ピラフが一皿に盛られたトルコライスだ。ほかにも長崎発祥のカステラや郷土料理の角煮まん、お土産に人気のよりより、中国の食事形式を取り入れた卓袱料理など。

 

交通

東京駅からは新幹線を利用しても7時間ほどかかってしまうので空路がおすすめ。東京から羽田空港までは浜松町を経由しモノレールで約30分。長崎空港まで約2時間で、そこからは長崎、佐世保、島原など各エリアへのバスが運行している。長崎市内は自由に乗り降りできる路面電車をはじめ、主要な観光スポットをめぐる定期観光バスも充実。県内は鉄道や高速バスのほか、離島や半島も多いので連絡船なども上手に利用したい。

 

宿泊

観光拠点の長崎駅周辺はもちろん、温泉地の島原や雲仙、観光スポットが点在するハウステンボス、佐世保などに多い。